大腸内視鏡検査とは何ですか?
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは、肛門から直径1cm位の内視鏡を挿入して、大腸を詳しく観察する検査です。
大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患といった大腸の病気を診断するのにもっとも有効な検査法です。また、組織をとって顕微鏡で調べたり、ポリープをその場で切除して治すことも可能です。大腸を詳しく調べるためには、現時点で最善の方法となります。
内視鏡検査はどのくらい時間がかかりますか?
検査自体は、胃内視鏡検査は「10分」、大腸内視鏡検査は「15分」程度です。
ただし、鎮静剤を使用した場合は、検査後に30分〜1時間程度休んでいただきます。
内視鏡検査でポリープを切除するときに痛みはありませんか?
ポリープは、大腸壁の粘膜面より発生します。その粘膜面には、知覚神経は存在しないため、切除の際に痛みを感じる事はありません。
内視鏡検査後に仕事はできますか?
鎮静剤を使用した場合は、仕事はお休みください。鎮静剤を使用しない場合は、仕事は可能です。
ただし、検査の順番は当日の前処置(便がきれいになる)によって決まりますので、時間に余裕を持ってお越しください。
初診以降も同じ医師での診察になりますか?
はい、可能な限り、医師を固定するようにしています。
ただし、検査や手術の状況で他の医師に変更することもあります。診察後に、次回の予約を行っていただくようお願いいたします。
診察は予約制ですか?
完全予約制ではありませんが、一度診察を受けた医師の「次回診察」をご予約いただきますと、診察日当日はスムーズに診察を受けることが可能です。
土日の診察はありますか?
くるめ病院では、土曜日に診察を行っています。
日曜日は、現在休診となっています。
【土曜日 】
午前中のみの診察となります。
平日に受診できない方が土曜日を希望されるため、平日よりも多くの方が受診されます。そのため待ち時間が長くなることがありますので、あらかじめご了承ください。
【日曜日】
日曜日は、現在休診となっています。
便秘に困っていますが、どのような検査治療がありますか?
便秘にもいろいろなタイプがあります。
問診・診察後に、その方に必要な検査や食生活・ライフスタイルを確認し、食事指導や内服治療を行っています。
便秘の種類や原因・症状については、胃腸病辞典の「便秘(便通異常)」をご覧ください。
肛門の診察は、とても恥ずかしいのですが・・・
診察室は、鍵付の個室になっており、患者様のプライバシーに配慮いたしております。
お尻の診察は、横向きの体育座りの様になっていただきますが、背中を医師に向けていただくことになり、患者様からは医師の姿は見えません。お尻を出していただくときには極力、恥ずかしい思いをされないようにバスタオルをかけたり、女性の場合には必ず女性の看護師がついて診察を行います。また、お尻を触るときには、声をかけるなどの配慮を行っています。
月経中の診察は可能ですか?
はい、可能です。診察に支障はありません。