心配や不安を、
胃内視鏡検査(胃カメラ)で
取り除きましょう。
胃カメラ検査で見つかる主な疾患
胃がん
食道がん
十二指腸がん
十二指腸潰瘍
十二指腸ポリープ
胃潰瘍
胃炎
逆流性食道炎
このような方におすすめです。
不快な症状はありませんか?
不快な症状はありませんか?
胸やけ・吐き気がある
のどに違和感がある
胃がもたれる・むかむかする
ゲップが多い
黒っぽい便が出る
酸っぱいものが胃から上がってくる
ピロリ菌感染を指摘された
40歳以上で胃カメラ検査を受けたことがない
早く見つけて早期治療
そして、予防しましょう。
そして、予防しましょう。
消化器の疾患はよく似ている症状が多いため、正確に診断するためには胃カメラ検査が必要となります。症状がある場合には、早めに胃カメラ検査を受けるようにしましょう。
早期の胃がんを発見した場合は、内視鏡で切除・治療することも可能です。
また、早期治療・予防のためにも、定期的に胃カメラ検査を受診することをおすすめします。
10年間で
15,837件*
の検査数
豊富な医療経験を有する医療チームが、高精度の胃カメラで検査を行います。
胃内視鏡検査(胃カメラ)は技術を習得するのが難しく、医師の経験と技術の差が明確に現れることがあります。疾患の早期発見には確かな知識と実践に基づく観察力が必要となり、「痛くない」ように検査するためには高度な内視鏡挿入技術が要求されます。
くるめ病院の胃内視鏡検査は、日本消化器内視鏡学会の専門医を含む経験豊かな医療スタッフにより、熟練の技術で実施されています。当院では最新の内視鏡システム(最新LED光源搭載内視鏡、BLI/LCI/NBI、ハイビジョンモニター)を導入し、高精細画像で観察します。
また、すべての検査ごとに徹底した消毒を行い、感染予防に努めています。患者様に安心して検査を受けていただけるよう、環境づくりに取り組んでいます。
※くるめ病院における、2013年4月1日〜2022年3月31日の胃内視鏡検査(胃カメラ)数実績
2022年:1,243件、2021年:1,234件、2020年:1,018件、2019年:1,239件、2018年:1,597件、2017年:1,741件、2016年:1,696件、2015年:2,013件、2014年:2,096件、2013年:1,960件
研鑽を積み重ねた医療チームが検査を実施
最新内視鏡システムを導入し高精細で検査
検査ごとの消毒と感染予防対策を徹底
内視鏡の種類や
鎮静剤の有無など
選択できます。
だから、自分にあった検査で安心です。
鼻から・口からを選べる
内視鏡検査
経鼻内視鏡検査(鼻から)直径5mm
メリット
カメラの径が細いため、痛みや嘔吐反射が軽減
麻酔薬が少量のため、体への負担が少ない
鎮静剤を使用しないため、検査後すぐに仕事をすることも可能
デメリット
鼻腔が狭い場合は挿入ができない場合があります
鼻の疾患がある方は鼻粘膜が傷つく場合があります
鼻の麻酔(前処置)に10分程度の時間がかかります
経口内視鏡検査(口から)直径9mm
メリット
径が太くライトが明るいため、病変をより鮮明に検査可能
鎮静剤を使用しない場合は検査後に仕事をすることが可能
処置が必要な場合カメラを変えることなく治療可能
デメリット
のどの麻酔薬の副作用で稀に気分が悪くなることがあります
咽頭部を刺激するため吐き気や苦しさなどを感じる場合があります
検査中にお話することができません
ぼーっとした状態(鎮静状態)で検査できます
ピロリ菌抗体検査も同時に行うことができます
※診療名によっては、自費になる場合があります。
※飲んでいる胃薬によっては、できない場合があります。
必要に応じて生検を行い、病理検査を実施します
患者様の立場で
検査を行います。
だから、痛くなく利便性も高くなりました。
患者様の気持ちを大切にして検査を行います。
患者様の求めることや望みを推し計り、患者様の不安、痛みや苦しみを想像して、その気持ちに寄り添い応えるために行動します。高度な医療技術や知識は、患者様との信頼関係があってこそ活きるものであるとスタッフ全員が意識しています。
「痛くない検査」は、安全性をさらに高めます。
過度の緊張や嘔吐反射によって内視鏡が粘膜を傷つける可能性がありますが、丁寧に内視鏡を操作することで嘔吐反射を防ぎ、安全性を高めることができます。リスクを低減するためにも、痛くないように患者様の立場で検査を行うことは非常に重要です。
患者様に便利な取り組みも
行っています。
楽に受けていただく
3つの方法
より楽に胃内視鏡検査を受けられるコツは、3つあります。
①検査前にゆっくり深呼吸を数回行うこと
②身体の力を抜くこと
③舌を下顎にぴったりと付けて唾液を飲み込まないようにすること
この3つを心がけていただくと、より身体に負担が少なく痛くない検査が可能になります。
安全かつ優れた
ホスピタリティを
目指します。
だから、患者様の満足度が高くなっています。
安全でスムーズな検査とわかりやすい検査説明
すべての検査工程をチーム全体で把握し、安全を第一に、かつスムーズな検査体制を構築しています。ご不便、ご不明な点がありましたら、いつでも病院スタッフへお申し出ください。検査後は内視鏡画像を用いて、適切な情報をわかりやすくご説明します。患者様に納得していただき、安心して検査や治療を受けていただけるよう努めています。
患者様からずっと選ばれ続けるために
くるめ病院は、大腸肛門疾患の専門病院として、診断・治療に限らず、疾患の予防とアフターケアにも力を注いでいます。胃内視鏡検査(胃カメラ)後も、各診療科で専門職によるチーム医療を提供し、患者様のQOL(Quality of Life:生活の質)を重視した健康サポートを行っています。
胃カメラ検査は、1〜2年に一度の定期検査をおすすめしています。また、くるめ病院では、胃カメラ検査のご案内を郵送しています。
※2022年4月1日〜2023年3月31日に、くるめ病院院内アンケートで実施した患者様626名の満足度の平均レーティング
胃カメラで
「安心」を見つける。
胃内視鏡検査の流れ
検査前日まで
検査当日
検査前
- 朝食は、絶対に食べないでください。
- 必ず内服が必要な心臓や血圧などの薬は、起床時に飲んでください。その他の薬は、飲まないでください。
- 検査1時間前まで、少量の水・お茶は飲んで構いません。
- 受付後に血圧測定を行い、検査室に移動します。状況により検査前の診察を行う場合があります。
- 問診・検査同意書に記入してください。
- 消泡剤を飲んで、胃の壁をきれいにします。
ここまでは、経口内視鏡検査(口から)、経鼻内視鏡検査(鼻から)同様です。
- 朝食は、絶対に食べないでください。
- 必ず内服が必要な心臓や血圧などの薬は、起床時に飲んでください。その他の薬は、飲まないでください。
- 検査1時間前まで、少量の水・お茶は飲んで構いません。
- 受付後に血圧測定を行い、検査室に移動します。状況により検査前の診察を行う場合があります。
- 問診・検査同意書に記入してください。
- 消泡剤を飲んで、胃の壁をきれいにします。
ここまでは、経口内視鏡検査(口から)、経鼻内視鏡検査(鼻から)同様です。
検査中
検査時間は、平均10分程度です。
※麻酔薬(キシロカインスプレー)には、アルコールが含まれています。
アルコール過敏症の方は、事前にお申し出ください。
口から
のどの奥を麻酔薬(キシロカイン)入りの氷片及びスプレーで麻酔します。鎮静剤(注射)を希望された方は、検査直前に行います。
鼻から
鼻腔内と咽頭に麻酔のスプレーをかけます。
検査後
鎮静剤未使用の方
検査後すぐに医師からの説明があり、検査終了となります。
検査後1時間経過すれば、普段どおりに食事ができます。
鎮静剤を使用した方
検査後30分〜1時間程度安静が必要です。その後、医師からの説明があり、検査終了となります。
検査後1時間経過すれば、普段どおりに食事ができます。
後日
病理検査を行っている場合は、2週間以降に結果が出ますので、後日改めてご来院ください。
費用について
検査費用は目安となり、実際の診療内容によって金額は異なります。
内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
---|---|---|---|
初診 | 約1,000円 | 約1,500円 | 約2,500円 |
胃内視鏡検査(胃カメラ) のみ |
約1,500円 | 約2,500円 | 約3,500円 |
胃内視鏡検査(胃カメラ) +ピロリ菌検査 |
約2,000円 | 約3,500円 | 約5,500円 |
胃内視鏡検査(胃カメラ) +組織検査(生検) |
約2,500~4,000円 | 約5,000〜7,500円 | 約7,500〜11,000円 |
痛みや自覚症状のない時でも、胃内視鏡検査を受けた方がいいですか?
痛みや自覚症状がない場合でも、身体の中にはがんなどの異常が発生し、気づかないうちに悪化している場合は多いものです。身体の異常を解決するためには、早期に異常を発見して治療を行うことができるかにかかっています。
がんは、正常な細胞がさまざまな原因により「がん細胞」へと変化し、分裂を繰り返すうちに腫瘤(しゅりゅう)となって発症します。胃腸など消化器をはじめ、がんはかなり進行しても症状がない場合があります。腫瘤が目で発見可能な大きさになってから、あるいは痛みや自覚症状が出てからでは、ステージ(病期)が上がっているケースが多いのが現実です。
こういった理由で、何よりもまず無症状のうちに普段から定期的な内視鏡検査を受け、身体の異常をできるだけ早期に発見して、治療を行うことが望まれます。
胃X線検査(バリウム)と胃内視鏡検査(胃カメラ)の違いは何ですか?
胃X線検査は、胃の粘膜にバリウムを薄く塗った状態で写真を撮影し、写っているバリウムを観察します。
隆起があればバリウムをはじきバリウムが薄くなり、凹みがあればバリウムがたまり濃く写るという、いわば白黒の影絵を見ているようなもので、凸凹のない平坦な病変や、色の違いは認識できません。
一方、胃内視鏡検査(胃カメラ)は、胃の中をカメラの先から出る光で照らして、直接粘膜そのものを観察でき、色の変化やわずかな粘膜の隆起や凹み、模様の違いを認識することができます。
早期の胃がんは、病変がわずかな隆起や凹み、周囲の粘膜との色の違いとしてしか認識できないことが多いため、内視鏡の方が病変の指摘に優れていると言えるでしょう。さらに内視鏡では、がんが疑われた場合、その病変の組織を一部生検して病理診断を行い、確定診断をつけることができるのもメリットの一つです。
胃内視鏡検査(胃カメラ)は、実際どのくらい時間がかかりますか?
くるめ病院の胃内視鏡検査の場合、以下の目安時間がかかります。
状況によりお待ちいただく場合もございますので、あらかじめご了承ください。
- 受付・問診:10分程度
- 前処置:10分程度
- 検査:10分程度
- 安静:鎮静剤を使用した方は30分〜1時間程度(鎮静剤未使用の方は、検査後すぐに説明)
- 医師から説明:10分程度
※検査後1時間経過すれば、普段どおりに食事ができます。
内視鏡検査がとても辛くて苦手です。何か良い方法はありますか?
多くの方が胃透視(バリウム)よりも内視鏡の方が苦しいと感じています。
「こんな辛い検査は二度と受けたくない」とおっしゃる方がいらっしゃる一方、鎮静剤も使用せず「まったく平気です!」という方もいらっしゃいます。個人差が大きな検査であることは事実です。
内視鏡検査の辛さを緩和する良い方法としては、検査の際に鎮静剤(眠りぐすり)を注射することです。眠っている間、あるいはぼんやりした状態で、楽に検査を行っていただけます。
さらに、くるめ病院では、口から挿入する内視鏡よりも苦痛の少ない鼻から挿入する細い内視鏡(経鼻内視鏡)も行っています。喉の反射が強いなど、検査に不安を感じられる方は、検査を受けられる際に鎮静剤の使用や、経鼻で内視鏡検査が受けられるかどうかを事前に確認されると良いと思います。
胃内視鏡検査(胃カメラ)を受ける前後の食事に制限はありますか?
正確な検査のためには、胃内視鏡検査を行う際に、胃の中を「空の状態」にしておくことが必要です。
くるめ病院の胃内視鏡検査では、検査前日は夜21時までには夕食を済ませていただき、検査当日の朝食は抜いてください。
水やお茶は飲んでも大丈夫ですが、牛乳・ヨーグルト飲料などは控えてください。検査後1時間経過すれば、普段どおりに食事ができます。
組織採取など何らかの処置をした場合などは、医師の指示に従ってください。
胃内視鏡検査(胃カメラ)は、どのくらいの間隔で受ければいいですか?
次にどのくらいの間隔で胃内視鏡検査を受ければ良いかは、胃がんになる危険性が高いかどうかによって異なります。
◯ピロリ菌感染、萎縮性胃炎や腸上皮化生の所見があった場合
胃がんの早期発見を目的として、2年間隔での内視鏡検査をおすすめします。ピロリ菌を除菌した後も胃粘膜に萎縮性胃炎や腸上皮化生があった場合は、胃がんになる危険性はゼロにはなりませんので、同じように定期的な内視鏡検査をおすすめします。
◯ピロリ菌がこれまでに感染していない胃の場合
胃がんになる危険性は低いと言えますが、何か症状がある場合にその原因を調べるための内視鏡検査や、検診として内視鏡検査を行った場合は、くるめ病院では2年間隔での内視鏡検査をおすすめします。
◯早期胃がんの内視鏡治療を受けた方
胃の中で治療を受けた部位とは別に、5年間で10人に1人程度割合で、早期胃がんが発生する危険性がありますので、少なくとも1年間隔での内視鏡検査をおすすめします。
◯がんの危険因子がある方
1〜2年間隔での内視鏡検査をおすすめします。
咽頭がん・食道がん: 喫煙される方、飲酒される方、ストレス過多の方
胃がん: ピロリ菌感染、 喫煙される方、飲酒される方、ストレス過多の方