今回は、水不足時でもできる口腔ケアについて紹介します。

1,歯ブラシ・水も少量ある場合
コップを2つ用意しそれぞれ水を入れます。歯磨き粉がある場合は少量にとどめます。
磨いている途中で歯ブラシが汚れたらティッシュなどで拭き取ります。
磨き終えたらコップの水に歯ブラシを入れ汚れを落とします。
もう片方のコップの水で口をゆすぎます。少量で2~3回に分けてゆすぐ方が効果的です。
2,水がほとんどない場合アルコール成分を含まないウェットティッシュか、水で濡らしたハンカチやティッシュペッパーで歯や口の中の汚れを拭き取ります。
3,水が全くない場合
ウェットティッシュもないときは、唾液を利用します。唾液には抗菌作用があるということです。
唾液が出にくい場合は、奥歯のあたりや、前あご下をマッサージするとでやすくなります。
入れ歯を使っている人は、1日1回は取り外し、水やウェットティッシュで拭いて清潔を保つようにします。
口腔ケアの大切さを知ることは、災害関連死を防ぐことにもつながります。

【解説動画】災害時に大切な口のケア 注意すべきことは | NHK | 令和6年能登半島地震