肛門病 辞典

【じかく】肛門の奥や肛門の周囲に生じた静脈のかたまりでうっ血してふくらみ出血を伴う。

【けっせんせいがいじかく】肛門周囲の血管が破れ血液の塊ができたもので急に腫れて痛みを生じる。

【こうもんしゅういのうよう】肛門と直腸の境の歯状線につながる肛門腺に感染が起こり、肛門周囲に膿の溜まりができたもので痛みがひどく熱がでることがある。

【すきんたぐ】肛門の皮膚に痔核や裂肛による炎症が広がって腫れが起こると、炎症が治まった後も皮膚のゆるみが残ってしまう。

【こうもんきょうさく】肛門が狭くなり、拡がりがわるくなったもので、便が細く、でにくくなる。裂肛が慣性化すると狭窄をきたしやすい。

【かつやくふぜん】肛門を締める筋肉の働きが弱くなったもので、便漏れ､ガス漏れを伴う。

【ちょくちょうだつ】直腸を支える組織が弱まり、排便時に直腸が脱出するもの。

【せんけいこんじろーま】ウィルス性感染により肛門の周囲に小さないぼ状の集まりを生じたもの。