社会医療法人社団高野会 くるめ病院

1.毎日お風呂に入りましょう

風呂に入って温めると血行がよくなり、清潔にもなります。入浴は、時にならない最高の予防法であり、治療法でもあります。ただし、化膿している場合の入浴は、悪化させるので控えてください。

 

2.トイレではおしりを洗いましょう

肛門を汚くしておくと細菌が繁殖します。排便後はきれいにしておきましょう。温水洗浄便座の使用は、とても効果的です。ただし、洗いすぎもよくありません。ほどほどに使いましょう。

 

3.便秘や下痢を防ぎましょう

便秘をすると、便が腸内にたまって排便の際に肛門を傷つけます。毎朝食事の後、排便することも大切です。また、下痢は、肛門を刺激し不潔にもなり細菌感染を起こします。

 

4.体操して腰を温めましょう

腰を冷やすと肛門の血行が悪くなるのでよくありません。また、座りっぱなしでいると肛門が充血してよくありません。時々立ち上がり、気分転換もかねて体操をして血液の流れをよくしましょう!

 

5.酒・コショウ・からしなどの刺激物はさけましょう

アルコール類やコショウ、からしのような刺激物は、あまり消化されずに出てくるので、肛門を刺激して充血を起こします。過度にならないように気をつけましょう。

 

6.野菜をしっかり食べましょう

繊維質の多い野菜や果物を食べると、腸のぜん動運動を高め、便が出やすくなります。穀物、いも類や豆類、ひじき、寒天、果物など、食物繊維を多く含む食品を十分に摂るようにしましょう。

 

7.悩んだら病院へ行きましょう

間違った自己判断や治療は禁物です。痔ではない病気も多くありますので、気になる点がある場合は、すぐに専門医を受診しましょう。痔の方は、恥ずかしがらずに相談や治療を受けることが、痔を治す第一歩です。